家族葬とは
あなたは葬儀・葬式と言うと、どのような形式を思い浮かべますか?
ここでは、近年注目されている「家族葬」について簡単にご紹介しています。
家族葬とは?
一言で表すと、近親者と故人と親しい方までのお葬式です。
家族葬=密葬(小規模葬儀)と勘違いされることがありますが、少し意味合いが変わってきます。
元々家族葬という葬儀は無く、そういった葬儀を望む声が生み出した葬儀方法とも言えるでしょう。
高齢化が進み、定年後数十年経ってからの葬儀も珍しくなく、しめやかに、ごく身近な方達で故人を偲ぶ。
△家族葬のメリット
家族葬が選ばれるには理由があります。
●喪主や遺族は準備や対応に追われる事無く、故人との時間を大切にすることが出来る。
葬儀の準備や遠方からの参列者に対する配慮はとても大変なことです。心の準備もままならない状態で式場を選び、参列者の人数を予想し、挨拶を行い、とても悲しんでいる時間なんてありません。
●式の内容をある程度自由に設定することが出来る。
形式にとらわれず、故人が好きだった音楽や、趣味の道具など、最後の旅立ちを表現することが出来ます。
●参列者の人数を予想しやすいので、適切な準備が出来る。
家族葬は参列者の人数を予想しやすく、用意した食事の過不足の心配や、宿泊先の用意など、喪主・遺族の重圧を軽減することが出来ます。
●事前に明確な費用を出しやすく、追加が発生しにくい
適切な式場を選ぶことが出来るので、予算を立てやすく、より計画的に葬儀を済ませることが出来ます。
△なぜ家族葬を選ぶ人が増えているのか
このような方に家族葬は選ばれています。
●気遣いや、準備・対応に追われることなく故人を思う時間を大切にしたい
●思う気持ちはあれど、出来るだけ負担が少ない葬儀を行いたい
●形式に囚われることなく、時間を有効に使った葬儀のオリジナルをしたい
喪主のご経験のある方はご存知かと思いますが、葬儀は残された家族にとって、とても忙しい時間になります。いらした方に対しての気遣い、金銭的な負担、何よりも故人を想う時間が少ない事が、家族葬という葬儀方法を広めた一番の理由ではないでしょうか?
